明末:ウツロノハネ
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作品紹介
『明末:ウツロノハネ』は、中国の王朝・明が終焉へと向かう激動の時代、古蜀の地を舞台に描かれるソウルライクアクションRPGだ。開発は Leenzee が手がけている。
絶えることのない戦乱のなかで、世界はさらなる脅威に直面する。正体不明の疫病が突如として蔓延し、その影響を受けた者たちは忌まわしい怪物へと変貌を遂げる。史実の混乱と超自然的な災厄とが交差するこの舞台設定は、重厚な世界観の土台を成している。
ジャンルとしてはアクション・アドベンチャー・RPGの要素を兼ね備えており、ソウルライク特有の緊張感ある戦闘と、探索・成長の要素が組み合わさった構成が窺える。明末という日本ではやや馴染みの薄い時代と地域を選んだ点は、設定の独自性として注目に値する。中華圏の歴史・神話・伝承に関心を持つプレイヤーにとっても、世界観への入り口となり得る一作である。
こんな人におすすめ
向いている人:明代末期という日本ではあまり題材にされない時代背景と、古蜀の風土に興味があるプレイヤーに向いている。疫病と怪物という重苦しい世界観のなかで、ソウルライク特有の緊張感ある戦闘とRPG的な成長要素を楽しみたい人には入りやすい作品だろう。中国産のソウルライクというジャンル自体に注目しているプレイヤーにとっても、試す価値のある一本といえる。
向かない人:ソウルライクというジャンルそのものが苦手な人、すなわち死に覚えの繰り返しや高い難易度を好まないプレイヤーには合わない。また、開発元のLeenzeeは実績の少ないスタジオであるため、完成度やボリュームについては現時点で確認できる情報が限られており、新興スタジオの作品にリスクを感じる人は慎重に見極める必要がある。
みんなの評価
明末:ウツロノハネに対するSteamユーザーの評価は、称賛と批判が拮抗している状態だ。
好意的な声としては、複数の武器種と自由度の高いスキルツリーによる戦闘の奥深さが多く挙げられる。ショートカット開通時の達成感や立体的なマップ探索の面白さ、中国明末期を舞台にしたビジュアルの完成度も評価が高い。主人公のキャラクターデザインや豊富な衣装・重ね着システムを好む声も目立つ。発売初期のパフォーマンス問題については、アップデートにより大幅に改善されたと報告する声が多く、初期評価よりも現状の完成度を高く評価するレビューが散見される。
一方で不満点としては、マップが存在しないことによる迷いやすさ、セーブ地点間の距離の長さ、移動速度の遅さが頻繁に指摘される。崖際への敵配置による理不尽な落下死、エンディング分岐に関わる取り返しのつかない要素の多さも批判を受けている。一部の環境ではフレームレートの低下が残存しており、最適化が完全ではないとの指摘もある。また、パッチ1.5による物語上の変更がゲームのテーマを損なったとする批判的な意見も存在する。
ソウルライク経験者からは「粗削りだが味がある」という評価が多く、ジャンルに慣れていないユーザーほど理不尽さを強く感じる傾向にあるようだ。